[レトロアニメ探訪]コードギアスシリーズは極上のピカレスクロマン

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[レトロアニメ探訪]コードギアス反逆のルルーシュは極上のピカレスクロマン

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attention!:

この記事は、未視聴者のために筋書の説明は可能なかぎり省略させて頂いています。

また、ファンの方も楽しめる内容になっていますので、安心して最後読んでみてください。

 

なつかしのアニメの魅力をもう一度ひも解いていこうとする。「レトロアニメ探訪」

初回のアニメは、「コードギアス反逆のルルーシュ」です。

このアニメは、当時はやっていたデスノートの要素を取り入れたまったく新しいロボットアニメです。

主人公が、特殊能力を手に入れたことから世界を変える行動を開始。敵国の王位に就き。

目的を達成するまでを描いています。

外伝やアニメ以外にもコミックスや小説などメディアミックスを展開。そのどれもがヒットし。

関連商品も好調でした。

先にロボットアニメと書きましたが、キャラクター原案があの有名漫画家集団の「CLAMP」ということもあり。

その魅力だけでも、作品を観る価値はあります。

もしあなたが、おもしろいアニメないと筆者にきかれたら。

迷わずこのアニメを勧めます。

kazu
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CLAMPは、少女漫画を中心に活動しているけど、男子にも人気の漫画家さんだよ!

デスノートは、手にしたノートに名前書くと死ぬてやつだよね。映画やアニメにもなったの覚えてる。

コードギアス反逆のルルーシュは極上のピカレスクロマン

このアニメの制作は、サンライズという会社。ここで、名前を聞いたことがあると思った方はアニメ通。

ガンダムやSF作品を数多く制作している会社です。

そのサンライズの放送当時、人気作を連発していた監督さんが谷口悟朗さん。(プラネテス、無限のリヴァイアスなど)

そして脚本は、大河内一桜さん(∀ガンダム、水星の魔女など)キャラクターをCLAMPと。

人気がでないわけがない布陣で制作がスタート。

放送は、第1期(無印)が深夜だったにもかかわらずヒットし。第2期の「R2」へと続きます。

その後、ミュージカルやゲームアプリなど展開。待望の続編「復活のルルーシュ」劇場公開。

さらに続編も決定しています。

主人公ルルーシュは、母が殺された事件のために王位継承権を放棄。母殺しの真相を探りながら、父への復讐を誓う。

第1話で知り合った女性ⅭⅭ(シーツー)から得た力、ギアス(相手の意思を支配できる)を使い。

世界を変えるたたかいを開始する。その力は愛するものを傷つけると知らずに・・・

ストーリーと世界設定の解説。

このアニメを語る上で、必ずでてくるワード「ピカレスクロマン」について。

カンタンにいえば、勧善懲悪ではなく。主人公は悪意を行いながら目的を遂行していく物語です。

主人公ルルーシュには、幼馴染の友人である枢木スザクがいますが。

見た目も性格も日本国の首相の息子という設定からも、主人公格のキャラクターです。(声優が櫻井孝宏なのもぽい)

その主人公格のスザクを差し置いて、侵略国の元王子がなぜ主人公なのでしょう。

背景には、当時の流行り要素のダークヒーローものが人気だったのと。(デスノートの影響?)

サンライズのガンダムではない新しいSFが欲しかった。放送された毎日放送の意向もあったのではと推測します。

本作の大きな魅力は、SFものでありながら。時折入る学園パート。少しセクシーなシーン。

メインキャラクターのルルーシュ、スザクは普段は学生なので。学園祭などのイベントも。

登場するナイトメア(ロボット)もホバリングのダッシュ移動や剣による殺陣(たて)。

ロボットものお馴染みの、戦闘中のセリフにあつい掛け合いもあります。

ストーリー解説

皇歴2018年(現在の歴史とは違う設定)大国ブリタニアの進行により、日本は敗戦。

国名を奪われ、「エリア11」と名を変えた。日本人はイレブンと呼ばれていた。

ブリタニア国内では、皇女が殺害される事件が勃発。

事件の真相はわからず、幼いルルーシュは、妹ナナリーとともにエリア11に亡命。王位継承権を失う。

日本国首相の元に、引き取られたルルーシュは息子である枢木スザクと友達に。

敗戦の国をさまよう中、ルルーシュはブリタニアへの復讐を誓うのだった。

時が流れ、アッシュフォード学園で平凡な学生生活を、送るルルーシュ。テロに巻き込まれ、偶然にもスザクと再会。

テロの中、爆弾かと思われたものが爆発。

中にいた女性ⅭⅭ(シーツー)に不思議な契約をする代わりに命を助けると告げられる。

「王の力は、おまえを孤独にする。」

契約をしたルルーシュは、ギアス(相手の意思を支配できる力)を手にしていた。

ルルーシュは、ギアスをつかって反逆をはじめる。ブリタニアをつぶすその日まで!

世界設定

現在の我々の住んでいる世界とは似ていますが。設定は大きく違います。

敵国であるブリタニアは、西洋ぽくもあるし。欧州ぽくもある。

歴史の途中で、もしもこうなっていたら?的な考えでいいと思ってます。

物語が進んでいくと、中華連邦という国もでてきますが。

中国ぽい違う国のようです。(どうみても中国だけど作品的にモロはまずい?)

エリア11にでてくる都道府県は同じものがあるため、そこはセーフなのかと勝手に安心。(笑)

エリア11は、第1話の段階では荒廃していて。ブリタニアに完全に支配されている感じですね。

ルルーシュがギアス能力を使ってブリタニアに対抗するためにつくった組織。

勢力が小さいながらも、のちの「黒の騎士団」となるテロリストたち。

紅月カレンなど魅力的なキャラクターも数多く登場します。(学園では病弱キャラというのがまたいい)

外伝的作品や関連商品の紹介

テレビ放映の反逆のルルーシュ以外には、「亡国のアキト」があります。

こちらは、アニメの流れやストーリーの繋がりはあるものの。監督がテレビの人とは変更になっています。

ナイトメアの戦闘もCGで表現され、筆者は少し残念に思った覚えがあります。

大きな見所は、反逆のルルーシュ第1期と第2期(R2)をつなぐ物語であること。

ルルーシュやスザクが意外な形で登場しますので、そちらはここでは語らないでおきましょう。

関連作品

ゲーム作品では、11作。コミックスは、13作。小説8作品。ドラマCD、ラジオ8作。舞台ミュージカル3作。

合計40作品もありました!

すごい人気ですね。

これだけあれば、ガンダムに対抗できるコンテンツになり得るのではないでしょうか。

続編も制作決定!まだまだ物語は終わらない。

ここまで、コードギアス反逆のルルーシュの作品解説を書いてきました。

2006年10月に放送開始してから17年が経ても、人気が衰えるどころか。最近ではパチンコにも登場。

ふたたび人気を得ています。

最後に本作のみどころをまとめておきたいと思います。

みどころ1:過激な設定と魅力あるキャラクターたち

日本が敗戦してブリタニアの侵略下にあり。

迫害を受けるシーンは、今のわれわれには少し過激に見えるかもしれません。

ロシアとウクライナの戦争がアニメの中の出来事とリンクしてしまうから。

戦争ものは、観るものにとっては心が揺さぶられるものがありますよね。

そして、キャラクターデザインのCLAMP。メインアニメーターの故・木村貴弘氏による魅力ある登場人物たち。

セクシーであり、かわいくもある。それでいて、凛々しさもある。

女性だけでなく、男性のファンも多く獲得しました。

筆者的には、ルルーシュの声優を務めた福山潤さんの怪演を絶賛したい!(笑)

みどころ2:ナイトメアフレームの戦闘シーン

ガンダムなどの巨大ロボットとちがい、ナイトメアは大きくはありません。

ですが、中世の騎士を思わせる外見と殺陣(たて)は、かっこいいし。

脚のローラーでの移動は男子は喜ぶ部分ではないでしょうか。

スザクをランスロット。ルルーシュのガウェイン。紅月カレンの紅蓮弐式。ほかにもかっこいいナイトメアが登場。

SFファンにはたまらない作品になっています。

また、後半の紅蓮可翔式とランスロットアルビオンは。

メカ好きなら、みてほしい!

とくに新装備が登場する話がアツいです。

みどころ3:ルルーシュの戦略とねられた脚本

主人公ルルーシュは、主役でありながら運動は苦手。

頭で物事を片付けたい美少年。

対する枢木スザクは、格闘もできて優しいイケメンタイプ。(アニメ放映当時は、ウザクと呼ばれていた)

ルルーシュの地形を活かした作戦で、何度も黒の騎士団のピンチを救い勝利に導いています

まるで得意なチェスを指すかのように。

大河内一桜さんの脚本は、ある時は過激で。

ある時は、ギャグもあり。戦争の悲惨さも書いていて。

全50話ありますが、長く感じることはありません。

ブリタニア皇帝シャルル(ルルーシュの父)への復讐を果たし、ブリタニアをぶっ潰すことができるのか?

みどころ4:15周年の再放送と3篇の劇場版

初回放送から15年の節目に、新規OPとEDの再放送を放送しました。(筆者の地方は放送なし)

また、テレビ続編となる「復活のルルーシュ」公開前にテレビ版を3篇に編集したものを劇場公開。

新アフレコ、新規のシーンを追加し。大ヒットしました。

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発表された続編、つづくプロジェクトに期待して記事を終わります。

長文ありがとうございました。

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