[レトロアニメ探訪]勇者王ガオガイガーはシリーズ最終作にして名作
本ページはプロモーションが含まれている場合があります。
(画像引用:douga.flat-flat.jp)
君たちに最新情報を公開しよう!(cv:小林清志さん風に)
なんとも大げさな始まりをしてしまいましたが、今回紹介する「勇者王ガオガイガー」は。
ロボットアニメだけでなく、全アニメ中すべてを比べても濃いアニメ。
演出だけでなく、キャラクターや設定もロボットもすべてジュースでいう100%を超える勢いのアニメ。
1997年放映の今作は、ちょうど新世紀エヴァンゲリオンなどのリアル路線がブームの最中。
その影響をちらほら受けているようにも見えます。
今回の記事は、その「勇者王ガオガイガー」を特集します。
男の子の趣向をくすぐる展開やメカ設定はもちろん。
昔からのSFアニメを唸らせるものがたくさんありますよ。
もしも、あなたが「2000年くらいのアニメで面白いSFアニメを探している」としたら。
筆者は迷わずこの「勇者王ガオガイガー」をおすすめします。
君も勇者王ガオガイガーをチェックして、ファイナルフュージョン承認だ!
(自分で書いていて若干意味がわからないけどノリで許して)(笑)
どうも、筆者のkazuです。幼少期兄の影響で観たアニメはこれまでに500以上を超え、更新中。
そんなアニメオタクの筆者が個人的名作を紹介します。
勇者王ガオガイガーは、いまだに根強い人気があり。超合金やグッズが人気。テレビ終了後も続編が制作されたアニメなんだよ!
勇者王ガオガイガーはシリーズ最終作にして名作
(画像引用:himiduki.sakura.ne.jp)
勇者王ガオガイガーは、勇者シリーズと呼ばれるシリーズの最終作です。
そもそも勇者シリーズとは、1990年1998年に放送されたロボットアニメ。
ガンダムなどのリアルロボット路線とは、またちがい。
小さい男の子を対象に展開。(スローガンはアニメ雑誌には載らないアニメだったそう)
そのため、登場するメカは現存するものが多く。(新幹線や救急車など)
それらが、変形合体したたかう姿に。少年たちは歓喜し、スポンサーの狙い通り玩具も好調。
スポンサーであったタカラトミーはトランスフォーマーに変わるアニメとして。
世に送り出しました。
- 勇者エクスカイザー
- 太陽の勇者ファイバード
- 伝説の勇者ダ・ガーン
- 勇者特急マイトガイン
- 勇者警察ジェイデッカー
- 黄金勇者ゴルドラン
- 勇者指令ダグオン
そして、勇者王ガオガイガー。こうして見ると、どれだけ勇者なんだって思ってしまう。(笑)
そして、作品の人気が後押しして。OVA(オリジナルビデオアニメーション)が開始。
勇者王ガオガイガーFINALです。この作品はテレビシリーズの後日談的話。
それでも、人気はおさまらず。関連書籍やCDも発売。
DVDやBD作品だけでも50近くの作品と10の関連音楽ソフト。
書籍も10作品。テレビゲームも発売。
スーパーロボット大戦の登場を含めると、かなり発売されています!
筆者は、リアルタイムで視聴し。LD(レーザーディスク)も買っていましたが。
ここまで人気がでるとは思っていませんでした。
全49話も、中だるみがなく。
脚本の五武冬史さん(鈴木良武さん)の脚本が素晴らしく。
五武冬史「一寸の虫にも五分の魂」と「闘志」の意味を込めてつけたペンネーム。数々のサンライズ作品の脚本や原作を担当された伝説のアニメーター。
チーフライターの山口宏さん(代表作:新世紀エヴァンゲリオン)も加わっていたことからも。
影響を受けたエピソードもありました。(合体を手動でするなどの)
当時の小さい男の子たちは、少し難しい設定に戸惑いながらも観ていたのではないかと思います。
勇者シリーズは、この作品で終了しましたが、その背景には。
年々減少する「少子高齢化」の影響があったと朝日新聞でも発表されています。
これから先、経済が発展するときがきたら、もしかしたら。
新たな勇者が現れるかもしれません。期待して待ちましょう。
イントロダクション-ストーリー、設定、世界観-
(画像引用:himiduki.sakura.ne.jp)
この勇者王ガオガイガーは、既存の勇者シリーズの要素にリアルロボット路線の要素をミックス。
はっきり言って、小さい男の子をターゲットにして作ってますが。大きい男の子向けにも見えます。
勇者王ガオガイガーの世界観と設定
1997年の日本が舞台で始まり、世界をまきこみ宇宙まで発展します。
外敵のゾンダーから人類を守るため、勇者ロボ軍団が活躍。
毎回、絶対無理ともいえる状況を「勇気」で乗り越える姿は熱いものがあります。
ゾンダーと同じく外宇宙からやってきた「ギャレオン」。
1人の男の子とGストーンと呼ばれる情報サーキットを手にした人類が。
その技術を応用し、ゾンダーとたたかう力を手に入れます。
しかしながら、その技術は完璧でも無敵でもなく。
主人公のサイボーグ獅子王ガイは、毎回のようにピンチに。
それを救う重要なファクター、天海護という男の子。
その天海護の秘密や、ギャレオンとの関係。
そして、ゾンダーの真の目的などが明かされていきます。
緻密に描かれた合体シーン。CGとの融合した新しい戦闘シーンなどみどころが満載です。
(筆者は個人的には、音楽の田中公平さんの音楽がお気に入りでかなり大げさなのがすきです)
最初の設定の段階では、「竹取物語」がモチーフとなっているようで。(これは筆者も知らなかった)
天海護がギャレオンと共に地球にやってくるシーンは、たしかにそれを彷彿とさせるものがありますね。
作品の登場人物と登場メカはwikipediaに詳しく出ていましたので。こちらからどうぞ。
今作のメカは、じつが「文具」や「大工道具」だったりします。(笑)
一部を紹介すると、ディバイディングドライバーやディメンジョンプライヤーズ。
そして、物質を光の粒子にしてしまう最強の兵器「ゴルディオンハンマー」
名前をみて、だいたいわかりますが。マイナスドライバーにペンチ。
トンカチですね。そのほか、ガオガイガー以外では鉛筆や消しゴムも出てきます。
それを大げさな演出でカッコよく見せる力技をやってのけた「米たによしとも」監督はすごいと思いますね。
勇者シリーズは永久不滅。最新作も。
(画像引用:nicovideo.jp)
じつは、この勇者王ガオガイガーの続きは。その後も続いていて
「勇者王ガオガイガーFINALプロジェクトZ」と「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~」が制作。
FINALZは、映像特典として。DVDBOXの特典として制作されました。
内容は、続編を期待させるというよりは。もしも続編ができたら的なストーリー。
そして、覇界王へとつながります。
スタッフは、テレビシリーズそのままに。
「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~」は、小説で展開していたストーリー。
ベターマンは、米たに監督のガオガイガーと同じ世界観の物語。
アニメ化の話があったものの、事情によりそれが叶うことなく。
web小説として発表されました。
続編があれば、きっとそちらも人気作になっただけにとても残念。
登場するメカは、ガオガイガーからの流れに沿うものが多く。
そちらも気になりますよね。
いつか星の海で
(画像引用:bongore-astarisk.haten)
昔の名作アニメをkazuが勝手に紹介している「レトロアニメ探訪」
今回は「勇者王ガオガイガー」を特集しました。
約20年近く前の作品とは思えない映像クオリティ。
熱い展開、いまのアニメにも通じる演出や技法は。
いまの新しい世代のアニメオタクにもきっとウケると思っています。
勇者シリーズは、文字通り勇気あるもののストーリー。
平成の時代を熱く生きた人がつくった、あついアニメーション。
多くのひとが忘れている現実と戦う事や、ここで勇気を出すタイミングを。
このアニメは教えてくれます。
昨今では、鬼滅の刃や推しの子など。アニメがトレンド入りすることも多く。
アニメーションが世間に与える影響は大きい。
見ているあなたが、明日の生きる勇気を得られたり。
元気になるアニメは、人気作がたくさんあっても稀であると筆者は思っています。
勇者王ガオガイガーを観て、あなたが真の勇者王になれるように。
次回作があるのかは、わかりませんが。
「いつか星の海で」次回作に会えることを期待したいですね。
コメント