[レトロアニメ探訪]エウレカセブンはボーイミーツガールの最高傑作
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この記事は、未視聴者のために筋書の説明は可能なかぎり省略させて頂いています。
また、ファンの方も楽しめる内容になっていますので、安心して最後まで読んでみてください。
今回紹介するアニメは、レトロアニメというほど昔のアニメではありません。
2005年に今では珍しい1年間という期間で放送され、しかも時間は日曜の朝。(笑)
それでも筆者はこのアニメが放送されるのを楽しみに観ていました。
オリジナリティあふれる設定と、世界観。そしてメカアクション。
王道ともいえる少年が少女に出会って恋に落ちて、冒険が始まる。
その少女は、世界の敵であるとも知らずに。
「交響詩篇エウレカセブン」はボーイミーツガールものの最高傑作です。
その魅力を今回はひも解いていきましょう。
アクション、哲学、恋愛が絡む面白いアニメはないかと聞かれたら。筆者はこの交響詩篇エウレカセブンを勧めます。
自称メカアニメ評論家のkazuです。これまで500以上のアニメを観てきた筆者が自信をもって紹介します!エウレカセブンは、さまざまなジャンルでヒットし今だ根強い人気のある作品だよ。
交響詩篇エウレカセブンは、ボーイミーツガールものの最高傑作
交響詩篇エウレカセブンというアニメは、よくあるロボットとの出会いからはじまり。
同時に1人の少女との出会いからはじまります。この物語の主人公レントンは、毎日退屈な日々をすごしていました。
学校にいけば世界を救った英雄になった父と比べられ、家に帰ればお爺さんとのなにもない生活。
そんな中、突如あらわれたロボットと少女。エウレカと名乗る少女にレントンは恋をし、彼女を守ろうとするのですが。
男子の中学のとき、筆者にも記憶がありますが。とりあえず女性になれていないからか不器用。(笑)
そしてカッコつけるけどかっこわるい。そんな場面がこのアニメにはたくさん登場します。
恋愛要素だけでなく、メカアクションもしっかりあります。
特技監督の、村木靖さんは伝説のアニメーター板野一郎さんの弟子。
とうぜん、戦闘中に板野サーカスを再現しています。
ロボットの名前はニルバーシュ。ほかにも主人公のライバル的存在の黒いニルバーシュ。
レントンとエウレカが所属するゲッコーステイトの仲間たちや巡洋艦月光号。
敵も味方もそれぞれの思惑や哲学で動き、壮大な物語へと発展していきます。
レントンの父は、過去になにをしたのか?サマーオブラブとは?
エウレカは何者なのか?ニルバーシュとは?
この物語が、じつに面白いのが。前半でレントンはカッコ悪いくらいの主人公なのに。
後半では、エウレカが惚れてしまうくらい。いい男になって帰ってきます。
片思いしてくれていた男の子が距離ができた瞬間、気になりだす女性の心理でしょうか。
思春期の思いの変化を、レントン役の声優さん。三瓶由布子さんがじつにうまく演じています。
そのあたりも本作の見所ですね。
エウレカセブンとは?大ヒットしたメディアミックス戦略
このアニメの制作は、プロジェクトエウレカとエウレカパートナーズで制作され。
漫画や小説、ゲームにラジオ。そして劇場版と制作され。それぞれがの世界や設定がつながっている。
物語が、1つ終わっても。ほかにまだある。そして続きがある。
こちらの内容は割愛しますが、これをすべて補完したひとはかなりのエウレカマニアと言えます。
筆者は、初代(以下交響詩篇エウレカセブンを初代と呼称)とエウレカセブンAO、ポケットの中に虹がいっぱい。
ハイエボリューションまでは視聴済み。漫画やラジオまでは追いかけられなかった。
DVDやブルーレイには映像特典などサービス要素もあるのですが。
制作スタッフは、最近ではシン・ヱヴァンゲリヲンでも活躍されていた京田知己さん。
脚本は、ゲーム等の作品が多い佐藤大さん。
制作は、BONES。代表作は鋼の錬金術師など。
元サンライズスタッフが多いBONESですが、さすがにSFやハードボイルド作風には定評があります。
スタイリッシュでお洒落な演出のアニメが多いですね。
シリーズとの繋がりは?ハイエボリューションとの関りは?
ここでは、初代からはじまったこの壮大な物語と、それに続く物語がどうつながっているのか?
それらを確認していきます。視聴する参考になればと思います。
- 交響詩篇エウレカセブン 全50話
- 交響詩篇エウレカセブン ポケットで虹でいっぱい(初代とは別設定)
- エウレカセブンAO 全26話
- 交響詩篇エウレカセブンハイエボリューション
- ANEMONE/交響詩篇エウレカセブンハイエボリューション
- EUREKA/交響詩篇エウレカセブンハイエボリューション
ポイントは、1から3で観て。4から6は別という考え方でよいかと。
物語を再構築したものがハイエボリューションなので。
観る順番がずれると訳が分からなくなると思われます。
まとめ
全50話という長い話数のアニメですが、どうしても余計だった話など数話はあります。(サッカーする話など)
それらを引いて足しても、このアニメはすばらしい魅力を放っていて。
パチンコで登場した時も、普段アニメを観ないお父さんがアニメを観たという話も聞いています。
そして最後にもう一つだけ!
このアニメの各話のタイトルはすべて洋楽の名曲だったりします。(最終話だけ日本語のタイトル)
設定にも洋楽アーティストの要素もたくさん入っています。それらを探してみるのも楽しい観方になりそうです。
(ニルバーシュはニルヴァーナ。サーストンなど)
いまだ、語り継がれるエウレカセブンという名作を。
じっくり観てみてはいかがでしょう?
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